出品車両の放射能汚染

中古車オークションに出品される車両の放射能汚染

食品や農作物など体内に入るものについては線量計を用いて放射能の測定を行っていますが、自動車をはじめとした工業製品では測定することがほとんどないという現実があります。また測定を行っているケースもありますが、ほとんどは民間業者が独自に行っているものが多く、測定結果が基準値を超えても処分などの対応方法が確立していないという問題があります。中古車オークションでは、出品された車両に関してオークション会場の検査員が定められた条件に基づいて検査を行っています。検査の内容は外装のコンディションや内装の状態、修復歴の有無やメーターの巻き戻しがないかといった不正について行われています。検査の内容は点数となって車両を評価することになりますが、放射能については測定を行っていないため出品票にも記載されることは無いのです。ですから、落札した車両が汚染されている可能性は肯定も否定もできないことになるのです。中古車オークションではインターネットから応札する場合とオークション会場で直接応札する場合とがあります。インターネットからであればどこからでも自由に応札することが可能ですから、遠方のオークション会場に出品された車両でも落札することが可能です。一方でオークション会場で直接応札する場合には、現地に必ず行く必要がありますので、代行業者の所在地によっては会場に足を運ぶことが難しくなってしまうのです。中古車オークションは車両の情報や評価点が記入された出品票を元にセリが行われていますが、オークション会場では車両を直接確認できる下見を行うことが可能です。手続きが済んだ車両はセリを待つ間に出品ヤードに運ばれますが、出品ヤードにおかれている間は一定の条件下で車両を確認することが可能なのです。もちろんエンジンをかけることも可能ですが、静止状態での下見が条件となっています。放射能に関しては線量計で測定するのが一般的ですから、オークション会場で行える下見の際に測定することができるのです。クルマの場合には吸気系のエアクリーナーやエアコンのフィルターに付着していることが多いため、エンジンをかけて測定すれば確実に判断することができます。ですから、中古車オークションでクルマを購入する場合には、オークション会場に行って下見が可能な業者に依頼することが大切なのです。一部の大手買取業者では全店舗に放射線測定器を配備して基準値を超える車両の取り扱いは行わないという取り組みが行われています。放射能が心配な場合は、オークション会場で下見が可能な業者を選ぶことが大切なのです。

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